私はそんなに物欲が強い方じゃないと思う。
それでもいつも旅が終わる頃には、その土地の産物=お土産を何かひとつは自分に持たせてあげたくなる。
家に帰ってからも、旅の空気や楽しかった気持ちを思い出させてくれるものたちを「旅のカケラ」としてご紹介。
先日の石垣島旅行で買ってきた、小さな緑の柑橘。
四季柑や 四季橘(しききつ)と呼ばれる、沖縄ではポピュラーな果実。金柑くらいのサイズで、レモンのような酸味。ビタミンCが多いに決まっている味。
シークヮーサーの廉価版のような位置づけかな?石垣島の滞在中に何度も料理に添えられているのを見かけたので、使い方もレモンと同じようなものだと理解。
フィリピンに行くと「カラマンシー」という名前で、やはり色々なお料理に添えられている。(四季柑について調べ、この2つが同じ果実だと初めて知る・・・)東南アジアで広く栽培されているザ・南国の酸味。
購入したのはゆらてぃく市場さん。
ご参考までにその時の記事はこちら。
これは既に半分ほど使ってしまってから撮った画像。20個近く入って150円というとても素敵なお値段だった。(買ったばかりの時はすべて緑色だったけど、時間経過とともに黄色に。味に変化はなし)
レモンを1個使い切るのは、意外と難しい。でもこの四季柑は1個がだいたいレモン1切くらいのサイズ感。毎回使いきりだから、ラップもいらない。半分に切って、指先でキュッと絞るだけ。(種あり)レモンのように、気がついたら使い切れない半分が冷蔵庫で傷んでいる・・・という心配もなし。
ちょうど良すぎる。本当に便利。
四季柑を主役にして楽しみたいなと思い、レモネードならぬ四季柑エードにしてみたらとってもおいしかった。
四季柑を2〜3個半分に切ってグラスに絞り、絞った後の皮も入れる。はちみつとお湯を加えてよく混ぜれば出来あがり。
石垣島から帰ってきた10月の半ば過ぎ、関東地方は朝晩すっかり冷え込むようになっていた。毎朝起きたらまずこのホット四季橘エードを飲んで、体を目覚めさせる。自然の酸っぱさが体に浸透して、細胞レベルで起きてくる感じ。(大げさ)
この「おめざ」気に入りすぎて、結局買ってきた四季柑のほとんどをドリンクとして楽しんだ。
1日に2〜3個使っていたら1週間くらいでなくなってしまった。さみしい・・・
季節の変わり目にビタミンをありがとう・・・
石垣島、また会う日まで。