※この記事は2019 年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。お出かけの際は最新情報をご確認ください(*^.^*)
「ミャンマー旅のあれこれ」では、旅行記と並行してミャンマーの文化や知っておくと便利な豆知識などをシェアしていきたいと思います!
今回はミャンマーでの服装について。
民族衣装【ロンヂー】に魅せられて
ミャンマーに着いてまず気がつくことに、現地の人々の服装があります。男性も女性もロンヂーと呼ばれる巻きスカートのような衣服を着るのがとてもポピュラー。高温多湿のミャンマーの気候に合っているのでしょう。確かに猛暑の中ジーンズを履くよりよほど涼しそう。そして何よりユニセックスでどんなサイズにも適応するという機能性が素晴らしい!(厳密に言うと男性用と女性用の作りや着方はちょっと違うみたい)日本の着物や浴衣にも通じるものがあると思いませんか?
女性はボタンや襟に装飾のついたブラウスを合わせたり、男性はTシャツだったり半袖のカッターシャツだったり・・・。カジュアルにフォーマルに、着こなしは十人十色。色々なデザインがありとてもカラフルで見飽きません。『ロンヂーを着た人のいる風景』はパゴダと並んでミャンマーらしい景色だと思います。
シュエダゴン・パゴダの記事にも書きましたが、旅行中ロンヂーを1枚持ち歩いていればお寺に入る時でも安心です。短めのパンツやスカートを履いている上からでもサッと着脱できますし、汚れても洗ってすぐ乾きます。安いものは市場で1枚数百円で買えるので自分へのお土産兼用で購入するといいかも。私もシンプルなものを1枚買いましたが、楽チンでこの夏も重宝しました。(※お安いものを買った場合は色落ちに注意)
参拝時の服装
ここで改めてパゴダなどに行く時の服装についてもう少し詳しく。下の画像はお寺の入り口にあった服装に関する看板。実は『肌の露出を控える』こと以外にも注意を促しています。
上の4つのイラスト、肌は露出していませんよね?共通点はピタッとしたパンツだということです。もうお分かりかと思いますが、女性は肌の露出だけではなく、腰回りなど『体のライン』も隠すようにということなんですね。ちょっと前にアメリカのティーンの間で流行った、レギンスを1枚でそのまま履くみたいのは完全にアウトでしょう・・・。上半身は、シュエダゴン・パゴダの公式サイトには『肘の長さの袖』とありましたが、現地の女性たちもほとんど肘は出ていたので襟ぐりが広すぎない普通の半袖であれば問題ないはずです。少しでも心配ならとりあえず布で覆いましょう。
シュエダゴン・パゴダでは服の無料レンタルもあるみたいです↓
どの街にもパゴダがたくさんあり、ちょっと立ち寄ってみたくなることもしょっちゅうです。小さなところではこのようなサービスはまずないので、露出が多めの服を着て出かける日はバッグの中に1枚カーディガンやロンヂー、大きめのスカーフ(上半身にも下半身にも使える)などを忘れずに入れておきましょう。レストランなどの冷房が効きすぎている時にも使えて便利です。・・・まあ冷房が効きすぎていることはほとんどなかったですけどね。
足元は歩きやすくて汚れてもいいサンダルがオススメ
パゴダなどに入る時はまず靴を脱ぎます。靴は入り口の下駄箱に置いておいたり、自分で持って回ったり。自分で携帯する必要がある場合、入り口で下足用のビニールを配っているところもありますが、私はいつもレジ袋を持ち歩いていました。袋を持っていなくても、入り口でお坊さんが配っていたりします。受け取る場合は気持ちをお渡しするのが良いでしょう。特にバガンでは、そこら中にパゴダがあってしょっちゅう靴を脱ぐので、脱ぎやすく履きやすいサンダルが楽だと思います。
入り口で靴を脱ぐと言っても、敷地内すべてに屋根があるわけではありません。むしろほぼ屋外のことの方が多いです。屋根があっても下は石だったりするので、とにかく足の裏が汚れる!ウエットティッシュを持ち歩いて拭いても、その場でいちいち完全に汚れを落とすのは難しいです。おしゃれな靴や汚したくない靴は向いてません。
そして、裸足で硬い境内を歩き続けるのでとにかく足が疲れます。普段靴を履いて歩きつづけるのとはまったく違う、膝の骨にまで響くような疲れ。あまりにも薄いビーサンなどは足が疲れたままになってしまうので、ある程度ソールの厚みがある履き物の方が良いと思います。
すべての条件を満たすのは難しいと思いますが、ご参考まで。私の場合、スニーカーと履き古したTevaのハリケーンを持って行きました。ベロクロストラップは多少面倒でしたが、靴の選択としては間違っていなかったと思います。
ということで、今日は服装をテーマに書いてみました。
まだまだ続きます!
全ミャンマー旅行記を目的別にまとめました!