※この記事は2019年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)
今回は、マンダレーのクドードォ・パゴダの様子を。
昼間のうちにミャンマー第2の都市・マンダレーに到着。当初はマンダレー最大の聖地・マンダレーヒルに向かう予定だったのですが、ヤンゴンを超える暑さになかなかホテルから出れず・・・。夕方になるのを待って、もう少し距離的に近いクドードォ・パゴダに行くことにしました。
※もしも気がついた方がいらっしゃったらご連絡ください・・・m(._.)m
アクセス
マンダレー市街地のホテルからGrabを利用して向かいました。所要時間は15分程度。ヤンゴンではGrabは普通のタクシーでしたが、マンダレーでは三輪バイクタクシー!夕方の風をダイレクトに感じて街中を走るのはとても快適でした。 Grabについては別の記事でまとめますね。
ユネスコ世界の記憶・クドードォ・パゴダ
パゴダの説明について、再び旅行中ボロボロになるまでお世話になった地球の歩き方から引用させていただきます。
クドードォ・パヤー
(・・・)この仏塔を特徴づけているのは、境内を埋め尽くした729の小仏塔群。それぞれの仏塔の中には、仏陀が悟りを開いてから死ぬまでの説教をまとめた経典を刻んだ石板が1枚ずつ収められている。このパヤーは1859年に、小仏塔群は1860年に建設が開始された。時のミンドン王は、「世界最大の経典」を作ろうとこの仏塔の建設にとりかかったという。王は2400人もの僧を集め、仏典を完全な形で大理石の石板に刻む作業をさせた。
(『地球の歩き方 ミャンマー(ビルマ)2017〜18』(ダイアモンド・ビッグ社)より)
※パヤーというのはパゴダ(仏塔)のこと
『世界最大の経典』と聞くと巨大な本なのかと思ってしまいますが、経典が刻まれた石板が729枚あり、それぞれが小さな仏塔に収められているということなんですね。2013年にユネスコの世界の記憶として認定され、その歴史的価値が認められているそう。
いざクドードォ・パゴダへ!
入り口で靴を脱ぎ、屋根のついた参道を通っていきます。日暮れ近い時間にもかかわらず(だからか?)結構現地の人がいらっしゃいました。この参道のサイドにはすでに白い小仏塔がずらりと並んでいるのが見えます。
参道を外れてこの小仏塔の並ぶエリアを見学をしますが、夕方にも関わらず屋根のないところでは地面がまだ熱を持っていて足の裏が半端なく熱い!ミャンマーの人たちはみんな何事もないように歩いています。私たちとは比べものにならないほど足裏が鍛え上げられているのだなと改めて感心。
見事な小仏塔が整然と並んでいるのですが、どこまでいっても同じ景色で迷路の中を歩いているような気になりました…。中には経典の刻まれた石板が。
正面から見た石板の写真がないという痛恨のミス・・・。ポンコツですみません。
中央にそびえる黄金のパゴダ。シュエダゴン・パゴダに比べると小ぶりですが、それでもやはり強い輝きを放っております。
境内には何箇所も仏像が。皆さんそれぞれお参りしていました。
ミャンマーでは時々背後にギラギラの電光を背負っている仏像に出会います。最初見たときはドギツさにちょっと衝撃を受けたのですが、あまりにもたくさんあるので見慣れます。きらびやかに飾り付けることで敬意を払っているのでしょうか。派手は正義!(推定)
神聖な場所なのだとは思いますが、子供連れでワイワイしているグループや若いカップルもいたりして、現地の人にとっても観光地的な場所でもあるのかなという印象。
マンダレーの暑さに完敗
本当はマンダレー・ヒルをはじめ王宮や僧院なども訪れたかったのですが、昼間の40度越えの暑さに体力もやる気も奪われてしまいました。結果的にこのクドードォ・パゴダがマンダレー市街での唯一のまともな観光・・・。街にいる間は眺めのいいテラス席のあるお店でビールを飲んだり、ホテルのプールでビールを飲んだりして水分補給を絶やさず(笑)とにかくバテないようにするのに必死でした。旅行の時期によって目的地を検討するのは大切ですね・・・。
暑さと(足裏の)熱さを鑑みてお寺系の観光はあきらめ、翌日は急きょ涼を求めて郊外に行ってみることに。次回の旅行記はその様子を書いていきたいと思います。
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