※この記事は2019 年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。お出かけの際は最新情報をご確認ください(*^.^*)
「ミャンマー旅のあれこれ」では旅行記と並行してミャンマーの文化や旅をする時に知っておくと便利な豆知識などをシェアしていきたいと思います!
今回はミャンマーでとってもポピュラーな自然派コスメ(?)についてのお話。
以前服装に関する記事で『ミャンマーに来てまず目に飛び込んでくるもの』として民族衣装のロンヂーをあげましたが、同じくらい特徴的なものがもう一つ。それは多くの女性や子どもの顔に見られる薄茶色のペイントのようなもの。
(ロンヂーについて書かれた記事はコチラ)
これは『タナカ』という、ミャンマーの化粧品です。昔とあるプロジェクトのため日本から来た科学者の田中さんが偶然発見した・・・とかいう訳ではなく、タナカというのはミャンマーに自生するミカン科の木の名前。
樹皮を石板ですりおろして顔や腕に塗ります。
市場の化粧品売り場にもタナカ(適当な長さに整えられた枝)が並んでいて、実演をしていました。
日焼け防止、保湿、殺菌、肌荒れ予防の効果があるとされているそうです。塗り方にも色々とデザインがあり、女性たちの個性の見せ所みたいで見ていて楽しい。スーパーなどにはチューブに入った簡易版のタナカが売っていて、庶民のコスメなんだなぁと感じました。
肌にいいと聞いて私も何度か顔に塗ってもらいました。顔全体に塗るわけではないので、日焼け止め効果が絶大だとタナカを塗った通りの形に焼けてしまうのでは?とちょっと心配。しかしそこまでの効果はないようで、顔は無事でした。乾いた後はちょっと引きつった感じがありましたが、すぐに慣れます。短期間だからか正直効果はわかりませんでした・・・。
日差しが強いので肌を守るためなら男性も使った方がいいのに・・・と思いましたが、タナカ少年はたくさんいてもタナカ成人男性はあまり見かけませんでした。どちらかというとお化粧の意味合いが強いのかもしれません。
ロンヂーとタナカの両方を身につければミャンマー気分が爆上がりしますので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
旅行記はまだまだ続きます。
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