今回はバガンから日帰りで訪れることができるポッパ山へ行ったお話です。
※この記事は2019年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)
ポッパ山とタウン・カラッ
バガン観光を楽しんだ翌日は、ちょっと遠出をしてミャンマーの土着宗教の聖地であるポッパ山に行ってきました。バガンに何日か滞在する人たちには人気のスポットのようです。700m越えの不思議な形の岩の上にそびえる寺院(神社?)を目指します。
ポッパ山
バガンの南東約50kmにあるポッパ山は、25万年前に活動を停止した標高1518mの死火山。この山の麓にあるタウン・カラッTaung Kalatと呼ばれる岩峰はその特異な外観のため、古くパガン王朝の時代よりミャンマーの土着宗教であるナッ神信仰の聖地とされてきた。ゆったりとした斜面に忽然と現れるタウン・カラッの標高は737m。山道に入ると間も無くこの異様な岩塔が雲上に垣間見え、思わず息をのむ。頂にはまるで天空の城塞とも見える寺院が神々しくそびえ立っている。
(『地球の歩き方 ミャンマー(ビルマ)2017〜18』(ダイアモンド・ビッグ社)より)
アクセス
タクシーをチャーターしたり、観光客用のシェアタクシーを利用するのが一般的なようです。所要時間は車で約1時間15分ほど。私たちは前日に引き続きチャンチャンさんの三輪バイクで行きました。でも三輪バイクの長距離移動はちょっと疲れました・・・。
ツアーもあるようなので、バガンに到着してからの手配も可能だと思います。
777段の階段
巨大な岩の麓から、タウン・カラッの頂上を目指し階段を登っていきます。
この場所は、数ある裸足スポットの中でもっともウエットティッシュが必要な場所。原因は階段の住人(?)である彼ら。
大量のサルがいるので、食べ物や糞で階段が汚れています。どこまで登ってもサルはいます。途中で足を拭いても必ずまた汚れるので、最後に靴を履くまでは諦めましょう。モップでお掃除している人が何人もいるのですが、完全なイタチごっこ。サルたちは攻撃的ではありませんが、人間を全く怖がらないので食べ物は見えないところにしまっていたほうがいいかも。
途中でご飯(?)を売っているようなコーナーが。伊勢うどん屋さんみたいなもんでしょうか(多分違う)。お供え用のお花を売っている人もいました。
所要時間はよく覚えていませんが、階段が結構急なので普段運動不足だと疲れます。あと裸足なので、靴を履いている時より足にかかる負担が大きいです。膝が悪い人とかは気をつけて下さい。
途中にある仏像や壁画を見たり、ちょっと休憩しながらひたすら登りました。
頂上に到着!
頂上には神仏がたくさんいらっしゃり皆さんそれぞれにお参りしているのですが、床に座って談笑している人たちが一番多かったです。主婦の憩いの場みたいな感じ。せっかく登ったんだからちょっとゆっくりしていこうということなのでしょうか・・・。
そして、かなり派手な像が多いので面白いです。なぜか一番派手な像(ナッ神?)の画像が残ってなくて残念・・・。
下から見ているとわかりませんでしたが、敷地は結構な広さがありました。
圧倒的に現地の方が多かったです。お坊さんの団体も見かけました。
ナッ神という土着信仰の聖地と言っても、仏像もたくさんあって神仏習合というか神様仏様とにかくありがたいものはみんなお祀りしよう!みたいなごちゃ混ぜ感が良かったです。
帰りも階段
当然ですが、帰りも階段を降りなければなりません。そして何なら下りの方が足への負担は大きいかもしれません。引き続き、足に不安がある方は気をつけてください。階段(出入り口)が2箇所あった気がします。ドライバーさん、ガイドさんと待ち合わせをする方は注意です。
結構な斜度で結構な段数があるのにもかかわらずお年寄りも多く見かけたので、やはり地元の方にとっては大切な場所なのだなと思いました。
出入り口に近くなるとお土産やさんがたくさん並んでいます。あきらかにミャンマー産じゃないものも売っているのでミャンマーのお土産を買いたいならよく見て買いましょう。
外に出てもサルが闊歩。バナナ売りからバナナをかっさらったりしているけど誰も怪訝な顔をしたり怒ったりうとましそうにしたりしない。
ポッパ山はバガンから1時間強でまったく別の風景を見られる場所でした。バガン滞在のスケジュールに余裕があるなら良い目的地だと思います。ウエットティッシュを忘れずにお出かけください!
旅行記はまだまだつづきます。
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