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ミャンマー旅のあれこれ【食事編】

「ミャンマー旅のあれこれ」では旅行記と並行してミャンマーの文化や旅をする時に知っておくと便利な豆知識などをシェアしていきたいと思います!

今回は気になるミャンマーの『食』について。

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カレー@バガンのレストラン

※この記事は2019 年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。お出かけの際は最新情報をご確認ください(*^.^*)

ミャンマーでの食事の特徴

ミャンマーを旅行中は屋台から町の食堂、そしてちょっといいレストランまでいろいろな場所で食事をしてみました。超個人的なミャンマーの食事の印象は・・・

  • 麺類とカレー(煮込み料理)が多い
  • 野菜がたくさん出てくる
  • 油っぽい

という感じ。辛い料理もありますが全体的には味のクセも強すぎず、比較的日本人にも抵抗がなく食べられるものが多いと思いました。

麺類

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モヒンガー

米の麺が主流で、米好きな私は米麺ばかり食べていました。中でも魚(ナマズ?)ベースのスープの『モヒンガー』(Mohinga)とシャン族の料理『シャンカウスエ』(Shan noodle)のどちらかは毎朝食べていたんじゃないかというくらいハマってしまいました。

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シャンカウスエ

どちらもベトナムのフォーのようにお米の麺なので、食べやすいです。モヒンガーはちょっとこってりめのスープにライムをたっぷり絞って食べるのがすごくおいしかった。シャンカウスエはチキンとポークがあり、トッピングや辛さはお好みで調節できます。ホテルの朝食にも必ず麺類はありましたし、屋台も一番多く見かけたのは麺の屋台だった気がします。

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麺料理の屋台

↑ヤンゴンの大きなデパートのすぐ脇の屋台。午後のおやつどき(?)に麺を食べている人たちにつられて食べてみました。

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名前は不明

メニューは存在しないようだったので、周りの人の頼んでいるものを見て指をさして注文。結構スパイシーでしたが辛いもの大好きなので美味しかったです。麺類は一度もハズレがなかった!

ミャンマーのカレー

ミャンマーのレストランにはカレーがたくさんあるのですが、カレーの定義が日本と違うように思いました。油で炒めて煮込んだらカレー、そんな感じです。辛いものもあるし、辛くないものもありました。チキン、ポーク、野菜など種類も豊富。

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@マンダレーのレストラン'Mingalabar'

カレーにはご飯が付いてくるので安心して食べられます!お米はパラパラのタイプ。

油も野菜もたっぷり

カレーをはじめ、油をふんだんに使った料理が多かったです。なので食べ続けているとちょっと胃もたれしてしまいそうなのですが、カレーを頼むと油とバランスをとるかのように生野菜の盛り合わせみたいなものが自動的に出てきます。

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@マンダレーのレストラン'Mingalabar'

↑写真左側が生野菜盛り。ミントやキュウリ、小ナスなどで口をさっぱりさせながらこってりしたおかずを食べ進めるスタイル。カレーを頼むと色々ついてくるので、一度様子を見てから他のものを注文する方がいいかもしれません。一皿は大きくなくても油を使ったものが多いので、お腹がいっぱいになります。ビールはどんどん進みます。

食べるお茶

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お茶請けの漬物みたいなもの?中央の緑色のが『ラペッ・トゥ』

ミャンマーではお茶の生産が盛んだそうですが、お茶の葉を発酵させた『ラペッ・トゥ』もなんどもいただきました。お店で突き出しみたいな感じで出されたり、「お茶飲んで行って〜」と言ってお茶と一緒に出されたり。お茶withお茶。雑に言い表すとほろ苦い漬物って感じです。上の写真のように、ナッツ類と一緒に出されることが多いのですが、ナッツも揚げてあって油っぽいです・・・。ラペッ・トゥを使ったサラダも美味しかったです。

スイカジュースがおいしい

とにかく暑い時期だったのでジュース屋さんやカフェに行きまくり、9割はビールかスイカジュースを飲んでいました!季節にもよるのかもしれませんが、どんなに高級なカフェでもなぜかスイカジュースだけは格安なんです。注文してから作ってくれるフレッシュジュースは自然の甘みで飽きがこないし、熱中症予防にも良さそう。私は過去に一度水にあたって最悪な経験をしたことがあるので、どこで注文をするときも「ミネラルウォーターで作ってください」と念を押すようにしました。みんなミネラルウォーター対応はしてくれますが、「今停電でミキサーが動かせないから作れない」と断られたことがありました(笑)

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スイカジュース♡

MSGに注意・・・

私は油っぽいものはそんなに得意ではありませんが食べ物の好き嫌いは少ない方で、ほとんどのミャンマーでの食事を美味しくいただきました。ただ3日目くらいから妙に舌が疲れた感じがしたので「もしかして・・・」と思って屋台などを注意深く観察。すると、MSG(旨味調味料)を使っているところがとても多いことに気がつきました。

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麺の屋台

↑よく見るタイプの麺屋台です。

注文をするとお店の人が器に麺を入れて、その上から手際よく調味料をかけてくれます↓

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調味料とトッピングなど

唐辛子や醤油、塩、砂糖、そしてこの中にはMSGも。ミャンマーでは旨味調味料としてかなりの確率で使われているようです。ニャウンシュエでお料理教室に参加したのですが、デフォルトでレシピに入っていたほど。

もちろん普段日本で生活していても知らないうちにたくさん口にしているとは思うのですが、質の問題なのか量の問題なのか(おそらく入れ過ぎなのだと思います)、とにかく私は気になってしまったので屋台でもレストランでもオーダーするときは「No MSG」と言うようにしました。どこのお店の人にも「OK!」とすぐにわかってもらえました。ミャンマーの料理はどれも香辛料や調味料が効きいていて、旨味調味料なしでも十分においしいです。気になる方は参考にしてください。

いろいろ挑戦してみよう

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@バガンのレストラン

↑こちらはタマリンドの葉っぱのサラダ。バガンを観光中にガイドさんがタマリンドの木を指差して「この木の葉っぱは食べられるんだよ」と教えてくれて、その日の夜にレストランで注文してみました。ちょっと酸味があるかな?くらいのさっぱりした味。日本でなかなか食べられない食材に挑戦するの、楽しい。

麺が気に入りすぎて私は麺ばかりに偏ってしまった感があるのですが、屋台も街の食堂はお値段もお手頃(100円以下〜)で手軽に食べられるのでいろいろチャレンジしてみてください!

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マンダレーの食堂

旅行記はまだまだ続きます。

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全ミャンマー旅行記を目的別にまとめました!