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ミャンマー旅行記(12):インレー湖ボート観光 市場やインデインなど

昨日はボートから見た湖上の暮らしについて書きましたが、今日はボートで巡ったそれぞれの場所について振り返ってみたいと思います。

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※この記事は2019年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)

インレー湖観光前半の記事はこちら↓

www.watakushi-go-travel.com

バガンからインレー湖の観光拠点となるニャウンシュエの移動についてはこちら↓

www.watakushi-go-travel.com

観光コース紹介

バガンの観光と同じようにコースは完全にお任せにしたら、こんな感じでした。

  • 水上の畑
  • 水上集落
  • 金&銀細工工房
  • ナン・パン市場(Nan Pan Market)
  • ロータスシルク&シガー工房
  • 水上レストランでランチ
  • ファウンドーウー・パヤー(Phaung Daw U Paya)
  • インデイン(Inn Dein)

 具体的に行きたいところを伝えればアレンジしてくれると思います。

1番目と2番目(水上の畑と集落)は昨日の記事に含まれていますので、それ以外の場所についてご紹介します!

金&銀細工工房

水の上に建てられた銀細工工房(Gold and Silver Smith)。

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Sein Thamadi


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中では職人さんたちが主に銀細工(金は見かけなかった)を 作っていました。工程ごとに分かれていて見学することができます。工房よりだいぶ広いショップ完備。民族ごとの文様があるそうで、気に入った柄のピアスを購入。値段交渉可、ドル使用可。

ナンパン市場(Nan Pan Market)

インレー湖の周りではローテーションで市場が開かれる五日市というものがあり、ホテルやガイドさんに聞くと日程と場所を教えてくれます。

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私たちがやってきたのは、ナンパン 市場。船着場の近くには観光客向けのお土産やさんが続きますが、奥に進むと現地の人が集まる活気ある市場が広がっています。

野菜、スパイス、雑貨、なんでも揃っています。

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看板ボーイ

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いい笑顔!

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聖おにいさんしか思い浮かばない…

↑本屋さんに並んでいたミャンマーの漫画?気になる・・・

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タオ族の女性(多分)

周辺に暮らす民族の様々な衣装を見かけました。

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わざわざポーズしてくれた

青空床屋さんも。

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両手いっぱい

特に何も買いませんでしたが、地元の人の活気を感じられます。

ロータスシルク&シガー工房

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蓮からとった繊維を紡いでその糸を織った『ロータスシルク』。とても手間がかかり、高級な布として知られています。その工房はオープンエアで広々。

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蓮の茎

これが糸になる前の状態。手作業で繊維をほぐして糸にします。ここでも工程ごとに見学をすることが可能。

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糸紡ぎ

すべてアナログでひとつひとつが丁寧に行われていました。

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機織り

あたり一帯に響く心地よい機織りの音のリズム。

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美しい模様

軽くてハリがあって、私の少ない経験と語彙力で表すと大島紬のよう。(※個人の感想です!)高名なお坊さんの袈裟としても使われるそうです。

工房に併設してロータスシルクを使った製品が並ぶショップ(撮影禁止)があり覗いてきましたが、びっくりするほどのお値段でちょっと手が出せませんでした・・・。ちゃんといっぱい悩んで、納得いく一生ものを買いたい!

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同じ敷地でシガーも作っていました。お好きな方へのお土産にいいかも。

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水上レストランでランチ

湖上のレストランでお昼ご飯。ひっきりなしに行き交うボートを眺めながらお食事ができます。

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Shwe Kyar Pwint

インレー湖特有のお料理なのかはわかりませんが、ナスのたっぷり入ったサラダと蓮の葉に包まれたご飯をいただきました。

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ナスのサラダ

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包まれている状態&中身

さっぱりとしていて食べやすいお味でした。

ファウンドーウー・パヤー(Phaung Daw U Paya)

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インレー湖上の大きな水上寺院。

本堂の中央の祭壇に祀られているのが、ご本尊の五体の仏像。

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女性は祭壇に登ることが許されていませんが、常時モニターで映し出してくれています。

五体の仏像は金箔を貼られすぎて仏の面影はなく・・・鏡餅みたい。

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モニター越しに眺める金の鏡餅。シュールすぎます。

立派な参道があるのですが、その脇には・・・

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昼寝をする人たちが多数。ちょっと場所は違いますが、お昼ご飯を食べた直後にやることは万国共通ということで。

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お寺は安らぎの場所なんですね。

インデイン(Inn Dein)

最後に訪れたのは、ちょっと離れた場所にあるインデインです。乾季だと船では行けないという情報もあるので事前に確認してください。ちなみに水上ではなく湖畔近くにあるので陸路でも行けます。

インデイン

仏陀の死後200年頃、聖骨を祀るためにこの地に仏塔が建立されたといわれているが、定かではない。14世紀から18世紀に建てられた1054の仏塔は野ざらしで、その多くは崩れかけている。

(『地球の歩き方 ミャンマー(ビルマ)2017〜18』(ダイアモンド・ビッグ社)より)

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船を降りてからちょっと歩くのですが、参道の前に「歩くと2時間はかかるからバイクが必要だ」とか言ってくる人がいますが、本堂まで歩くだけなら20分くらいで行けます。もしかしたら周囲にある別の遺跡のことを言っていたのかも知れませんが、興味がなければ断りましょう。参道はオフシーズンだからか開店休業状態のお土産やさんがポツポツあるだけ。もうちょっと涼しい時期ならもっと賑やかなんでしょう。

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参道の脇はこのような古いパゴダが無数に並んでいて、ほとんどが朽ちかけいます。廃墟マニアの方にはたまらない場所ではないかと思います。参道は特に何もないので、参道を横目に確認しながら周囲の遺跡(?)エリアを進みました。

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それぞれの小仏塔の中には本来仏像が納められているはずですが、空だったり頭部だけがないものがたくさんあり、ちょっと不気味な雰囲気・・・。

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本堂の付近になると、新しい仏塔が混ざってきます。

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新しい仏塔にはちゃんと仏像がいらっしゃる。

塔の先端に鈴のようなものが付いているパゴダがあり、周りに誰もいない空間にその鈴のシャラシャラという音色だけが響いて・・・動画でおすそ分け。

非日常空間を20分ほど歩き続けて本堂に到着。本堂は・・・意外に普通です。

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衝撃だったのは、本堂のすぐ横に集まる人たち。

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何をしているのかなと思ったら・・・

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檀家(?)総出でお賽銭の集計?!?!遺跡と同じくらいインパクトのある光景でした。

まとめ

本当は最後にもう一箇所お寺に行ったんですが、スマホもカメラも途中で充電が切れてしまってあまり画像が残っていない&すでに超長編になってしまったので割愛しました。

他にも首長族としても知られるカレン族の暮らす場所や木造の僧『シュエヤンピイ僧院』、少し遠出になりますがカックーなどインレー湖とその周辺にはまだまだ魅力的な場所がたくさんあります。ボートのツアーを予約する前に、絶対に行きたい場所をピックアップして相談してみてください!

インレー湖に住む人たちは、手先が器用なのか工芸が盛んという印象。地場産業を見学しつつミャンマーならではのお土産を買うのにもいいと思います。

 

旅行記はまだまだ続きます!

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