私はそんなに物欲が強い方じゃないと思う。
それでもいつも旅が終わる頃には、その土地の産物=お土産を何かひとつは自分に持たせてあげたくなる。家に帰ってからも、旅の空気や楽しかった気持ちを思い出させてくれるものたちを「旅のカケラ」としてご紹介。
今回は、10月に行った石垣島で買ったアーサです。
アーサで何作ろう
こちらがアオサとも呼ばれる海藻を乾燥させたもの。パッケージによると、ヒトエグサとも言うらしい。乾物だからあまり気にしなくても良いとは思うけど、賞味期限が12月13日までとなっていたので今日のお昼ごはんにいただくことに。
購入したのは石垣島の農産物直売所、ゆらてぃく市場さん。
その時の記事はこちら。
その他の石垣島の記事はこちら。
普段海藻といえば海苔くらいしか自分で買わないので、いざ使おうとなると何を作っていいのかレシピが思い浮かばない・・。アーサの活用法をネットで調べてみると、スープや味噌汁がお手軽の模様。でも我が家には昨夜作ったスープがあるので汁物は不要。天ぷらや卵焼きというのも美味しそうではあるけれども、揚げ物はしない主義だし、冷蔵庫には卵がない。結局ありものでパスタを作ってみた。
材料
パスタと調味料以外の材料はこれだけ。パスタはたまたま家にあったバリラの1.6ミリを使ったけど、ペンネなんかあればそれでもよかった。
- アーサ・・・約6g(画像の袋の半分くらい)
- カマンベールチーズ・・・半分弱くらい
- お好みのパスタ・・・1人分
- オリーブオイル・・・適量
- 塩・・・パスタを茹でるお湯に入れるだけ
- 柚子胡椒・・・お好みで
チーズや柚子胡椒の塩気があるので、面倒ならパスタを茹でる時に塩は入れなくても全然問題なし。
アーサを水に入れるとすぐに緑色がパッと鮮やかになる。石垣の青い海を思い出すよ・・・。増えるワカメほどじゃないけど、思ったよりカサ増しした。そして意外と茎っぽいので包丁で適当に刻んだ。チーズ(皮ごと)も適当に切っておく、またはちぎっておく。
作り方
レシピというほどでもない工程。ちなみに私はパスタはパッケージに書かれた時間通りに茹でる派。以前はパッケージの時間よりもちょっと短めに茹でる派だったけど、最近は作った人の言うことを聞いた方がおいしい気がしている。
- パスタをパッケージに書かれた時間通りに茹でる
- パスタが茹で上がる数分前になったら、フライパンにオリーブオイルを熱してアオサを投入
- フライパンにパスタの茹で汁を少しとカマンベールチーズを加え、よく混ぜながらチーズを溶かして全体をソース状にする
- 茹で上がったパスタをフライパンに入れて手早く和えて出来上がり!
完成!
もう少しチーズを入れても良かったのかも・・・。横に添えてる赤いものは、赤柚子胡椒。柚子胡椒がないor苦手なら、オリーブオイルを熱する時にニンニクを加えて香りをつけるといいと思う。
溶けたチーズと合わさったアーサがちょっとミルキーな緑色になってきれい。海!って感じの風味が良き。磯の香りとカマンベールの癖、そしてその両方に柚子胡椒がとてもよく合う!適当に作ったにしては上出来。
ごちそうさまでした。石垣島、また会う日まで。
余談。私は緑よりも赤い柚子胡椒が断然好きです。(緑の柚子胡椒は青唐辛子と青柚子、赤の柚子胡椒は赤唐辛子と黄柚子でできている)