ワタクシゴトラベル

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ミャンマー旅行記(15):人々の思い出

ミャンマーで出会った人たちの思い出話です。

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 長きに渡って書いてきた旅行記も、もうすぐおしまいです。今回は旅行から1年以上経った今でも覚えているミャンマーの人との思い出を、あまり関係のない写真とともにお届けします。

写真を撮ったり撮られたり

ヤンゴン(大都会)以外のところで度々あったことがあります。それは、現地の人に「一緒に写真を撮って欲しい」と頼まれること。家族連れにも、若い女の子のグループにも声をかけられました。

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@バガン 

バガンのガイドさんにその話をすると、「外国人は珍しいから家に帰ってその写真を家族や親戚に自慢をすんだよ」と教えてくれました。特に数多くの仏塔が集まる古都バガンにはミャンマー各地から参拝や観光のために訪れる人がたくさんおり、中には外国人を見るのは初めてという方も多いそうです。他の国でも同じような経験はありますが、これほどに声をかけられたことはありませんでした。「写真を撮らせて」と言われたらとりあえず「OK!じゃあこちらのカメラでも」と私も撮っておきました。何度見返しても笑顔になれます。そして自分がミャンマーのどこかで自慢されてると思うとちょっと面白い・・・。

バガン観光の記事はこちら

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ミャンマーの男性にナンパされた

これは私ではなく、一緒に旅行をした友人(美人)の話ですが。バガンからニャウンシュエに向かう長距離バスの一番前の座席に座っていた時のこと。通路を挟んで隣の席には交代要員の男性ドライバーさんが乗っていて、何かをしきりにビルマ語で話しかけてきます。私たちは簡単な英語で質問をして理解をしようとしていたのですが、私たちが一切ビルマ語がわからないと悟った男性はスマホを取り出し、自分の家族、娘と思われる写真を見せ始めました。微笑ましく見ていると、次に彼はFacebookを開いて何かを言っています。どうやら、友人とFBで繋がりたいと言っているようです。特に深く考えずにオンライン上で友達となったバス運転手と友人。「フレンドリーは人だったねー」なんて話していると、後から彼のキメ顔自撮り写真(メッセージは一切なし)が何枚も送られてきて爆笑しました。それまでミャンマーの人はとてもシャイだと思っていたけど、どこの国にも例外はあるんだなと知ることのできた思い出です。

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牛車(本文と関係ない)

バス移動の記事はこちら

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ミャンマーのギャルにナンパされた

ヤンゴンのチャイナタウンには、BBQストリートと呼ばれる通り(19th street)があります。

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BBQ@19thストリート

BBQレストランが立ち並び、夜になると通りの両脇にテーブルが出て観光客で賑わいます。私たちはチャイナタウンのホテルに宿泊していたので、ある晩はここで夕食を食べていました。お店の食材棚から好きな具材を選んでカゴに入れて、店員さんに渡すと調理して席まで持ってきてくれるスタイル。外の席でワイワイ言いながら食べるのが楽しくて、隣のテーブルとも仲良くなりがちなシチュエーションです。
友人と2人で食べて飲んでをしていると、大学生くらいのほろ酔いミャンマーギャル3人組に声をかけられました。日本から来たというと、「Japan!今からクラブに行くから一緒にに来なよ!!」と唐突なお誘い。ヤンゴンのクラブって想像できない・・・となれば行くしかないでしょ!ということで、食事が終わったところで合流してみました。クラブというより、ライブハウスのような不思議な場所で、ちょっと垢抜けない感じが良かったです。地元の若者と外国人観光客が入り混じってわちゃわちゃしていました。一晩中私のことを「Japan」と呼び続けたあのギャルは元気だろうか・・・。

BBQストリートは観光客がたくさんいるので、ツアー仲間、飲み仲間、相乗り仲間などを探すのにもいいかもしれません。

ミャンマーの食事に関する記事はこちら

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本文と関係ない

ラッキーマネー

ボートでインレー湖のあちこちを観光している時に会った木工小物屋さんのセールストークが謎すぎて忘れられません。繰り返して曰く、

「朝だからラッキーマネー、プリーズ」

全然意味がわからなったんだけど、ラッキーなんだから良いことがあるんだろうと思って勢いに押されて木製のボディのボールペンを買ってしまいました。

そしてそのペンは一度使ったら壊れました。確かに彼はラッキーです。

インレー湖観光の記事はこちら

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※Twitterでミャンマー在住の方に教えてもらったのですが、ラッキーマネーとは年や月の初めの収入のことで縁起物とされているそうです

仏さまに仕える普通の人

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場所の名前は失念・・・

ポッパ山からバガンに帰る時に寄った小さなお寺。無人で鍵がかかっており中に入れない状態だったのですが、私たちの三輪バイクの音を聞きつけて近所のおじいさんが家から出てくれました。ガイドさんが中を見られるかと聞くと、鍵を持ってきてくれて、ご丁寧にいろいろと説明をしてくださいました。小さなお寺でしたがとてもきれいに手入れがされており、地元の方が毎日お参りしていることがわかります。私たちが見学を終えるのを静かに待ち、また鍵をかけるおじいさん。わざわざ私たちのために家から出てきて世話をしてくれたので、ささやかながら御礼を渡そうとしたのですが、「自分は仏様のためにしているだけなのでめっそうもない」というようなことを仰って断固拒否をされました。代わりに入り口の賽銭箱(?)にお賽銭を入れて帰ったのですが、その様子を見ていたおじいさんはとても満足そうに微笑んでいました。

ポッパ山の記事はこちら

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 ミャンマーでは観光業に携わる人以外で英語の通じる人が少なくて、なかなか『会話』は難しいのですが、それでも忘れられないふれあいがたくさんあり、ミャンマーの人のことが大好きになりました。

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声をかけてくれた人、一緒に写真を撮ってくれた人、案内をしてくれた人、教えてくれた人、助けてくれた人、微笑みかけてくれた人、みんなありがとう!
 

旅行記はもう少しだけ続きます。

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