ワタクシゴトラベル

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旅に出たくなるニュース:7月に中国・嘉興に開業予定『森の中の駅』

また自由に旅行に行ける日はいつになることやら・・・その日が来るのを待ち焦がれながら、ネット上で気になった旅に関するニュースや話題をご紹介します。

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ちなみに背景の画像は横浜中華街の媽祖廟です

今回注目した記事はこちら。

MAD Architectウェブサイトより

MAD Unveils Jiaxing’s “Train Station in the Forest”

(MADが明らかにした嘉興の『森の中の駅』)

www.i-mad.com

 

今年7月に中国・嘉興に完成予定の新駅の全貌が明らかに。手掛けているのは中国のMAD Architects。馬岩松氏が設立し、日本人建築家・早野洋介氏も所属する建築事務所。日本では愛知県にある住居兼インターナショナルスクールの『クローバーハウス』というユニークな建物の設計をしています。

駅のある嘉興は上海・蘇州・広州にも近い中国東南部の都市。このプロジェクトは駅舎だけでなく駅の周囲の広場や公園も含む35ヘクタールにも及ぶ大規模なものだそうです。CGイメージ動画もすごい。


MAD Architects: Jiaxing "Train Station in the Forest"

歴史的な古い駅舎を原寸大で再現し、新たな駅や商業施設を地下にを作ることで、地上階は自然光あふれる『森林の中の駅』を目指すのだとか。

大きさを競う傾向のある中国の鉄道の駅が多い中、MADの代表馬氏は快適なスケールで機能的かつ独自で美しい環境を作り出し、駅を単に通り過ぎる場所ではなく人々が楽しめる都市の共有空間にできないかと考えているそうです。

嘉興駅は1909年に上海ー広州線の主要な分岐点として開業。1921年には中国共産党第一回党大会への代表団を迎えるも、1937年に戦争で破壊されたという歴史を持つ駅。MADは識者や遺産建築の専門家などからデータを収集することで、この歴史的な駅舎を正確に再現した。

地下の待合ホールにも自然光が取り込める工夫があり、そこから近未来的なトンネルを通ってホームにたどり着く。頭上には再建された歴史的な駅舎。ここでは古いものが新しいものと出会う瞬間が生まれ、過去と未来の間でシャープかつ落ち着きのあるコントラストを見ることができる。

(ざっくりとした抄訳です)

駅に行くのが旅の目的の一つっていいですよね・・・。鉄道マニアでなくても動画と記事中の画像を見ているだけでワクワクします。中国には行きたい場所がたくさん。また未来の楽しみが一つ増えました。

おしまい。