ワタクシゴトラベル

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WWOOF体験記 in イタリア <後編>

前回に引き続き私のイタリアでのWWOOF体験をご紹介します! 

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WWOOFとは?どんなことをするの?

 WWOOFって何?という方、実際のWWOOF生活を知りたい方は前回の記事をどうぞ。

www.watakushi-go-travel.com

www.watakushi-go-travel.com

 

前回の記事ではどちらかというと『仕事!』という感じのことをご紹介しいましたが、今回は毎日のルーティンとは別の思い出を。

ホストのホスピタリティが最高!

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毎日の犬の散歩道

お世話になったホストは、宿泊するゲストだけでなく私たちウーファー(WWOOFする人)に対しても「せっかくご縁があったんだから、この土地の食文化や人々になるべくたくさん触れて帰って欲しい」というすばらしい考えの持ち主でした。(尊い・・・)

実際にゲストをチーズやバルサミコの生産地に案内するときは、私か相棒(一緒にWWOOFしていた子)のどちらかを順番に同行させてくれたり、ファーマーズマーケットの売り子を体験させてくれました。

イタリアの食文化に触れる

パルメジャーノ・レッジャーノ

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寝れば寝るほどおいしくなる

一番印象に残っているのは、近くにあるチーズ工房の見学。朝ごはんの前の早い時間に訪問しました。国内でも評判のパルメジャーノ・レッジャーノを生産する小さな工房で、若い人たちが昔ながらの作り方で丁寧にチーズを作っています。

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牛乳からチーズへ変貌中

チーズ作りの工程やパルメジャンの保管庫を見せてもらったあとは・・・お待ちかねの試食タイム。できたてホヤホヤのあたたかいリコッタチーズをパンに塗って、ちょっとだけ蜂蜜をかけて・・・もう最高の朝ごはんでした!このために朝食抜きで出かけるんです。オツ過ぎる!パルメジャーノも6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月・48ヶ月・・・と熟成期間ごとに試食をさせていただきました。48ヶ月のパルメジャーノなんて生まれて初めて食べたと思うんですけど、深ーーーーい香りでくらくらとめまいがするほどおいしかったです。

バルサミコ

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アチェト・バルサミコの熟成庫

ちょっと遠出をしてバルサミコの名産地へも連れて行っていただきました。こちらも生産現場を見学し、熟成期間ごとにテイスティングという贅沢な内容。長年熟成された甘い(甘ったるくはない)液体は、「今までバルサミコと呼んでいたものは何だったの?」というくらいに芳醇でまろやか。1本自分へのお土産に持って帰り、今でもチビチビ大切に使っています。

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ピンからキリまで・・・

イタリアも日本と同様に伝統的な食文化が失われつつあるようで、生産者も減っているそうです。チーズやバルサミコなどのイタリアの伝統食材は時間と手間をかけて出来ているからおいしいということを多くの人に知ってもらいたい、ホストはそう言っていました。

ピザパーティー

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釜にピザを入れるの、意外にコツが必要だった

私のいたアグリツーリズモ(農家民宿)にはピザ釜があり、ゲストの要望でピザ焼き体験もできました。生地の延ばし方を教わり、好きなトッピングをのせてオリジナルのピザを作ります。そこで私はみんなを絶句させた超絶に『映えない』ピザをつくったのですが、画像が残っていなくて残念・・・。味噌、ツナ、ごま、海苔などをのせた茶色と黒の和風ピザ。和食が好きなホストや相棒は喜んで食べていましたが、ゲストは怪訝な顔で誰も手をつけませんでしたww

料理教室

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トルテリーニ作りの日

一緒に滞在していた相棒がWWOOF先にイタリアを選んだのは、『イタリアの家庭料理を学びたいから』という理由。そのことを知っていたホストは隙を見て私たちに基本的なイタリア料理を教える時間を作ってくれました。ええ。私は完全に乗っかりです!ラッキー!!パスタマシーンと格闘したり、パスタの形成が下手すぎると相棒にダメ出しされたりと毎回お祭り騒ぎ。でも自分たちで作ったパスタの味は格別!ちなみに画像のトルテリーニ(三角形の角2点をくっつけた指輪のような形のパスタ)はほうれん草とリコッタチーズが入っています。バターとセージだけのシンプルなソースでいただきました。(調理はホストにしてもらった)このパスタが私にとってのイタリアのマンマの味。と、言わせてください。

地元の人と触れ合う@ファーマーズマーケット

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画像は私のホストではありません

ホストが月に1度出店している近くの町(私が滞在していたのは村)のファーマーズマーケットに同行しもしました。・・・とは言ってもイタリア語が話せない私は、立ち寄った人にひたすら「ボンジョ〜ルノ〜♩」と声をかけるだけでしたが。田舎町だったのでアジア人はとても珍しく、お客さんが私のことを不思議そうに見る度に「この子は日本からうちでお手伝いに来てるのよ!」とホストが説明。すると皆さん大げさすぎるくらいに熱烈に歓迎してくれました。何を言っているのかわからなくても伝わってくるイタリアの人の温かさが大好きです。

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薄い生地を焼く人たち

マーケットには屋台のような食べ物屋さんがたくさん。選びきれないので相棒と別々のものを買ってシェアをしつつ超ローカルグルメも堪能できました!

たくさんの経験をさせてくれたホストに本当に感謝です。

まとめ

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1ヶ月この景色に囲まれて暮らした

以上、前編と後編に分けて私のWWOOF体験をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?WWOOFジャパンのHPにあったように、私はこの経験を通して『様々な人と友達になり、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じる』ことができました。素朴な家庭料理や自分で粉から作ったパスタ、生産者の顔を思い出しながら食べるチーズなど、観光で訪れたレストランで食べるのとは違うイタリアの味をたくさん知る。1ヶ月間毎日朝から晩まで行動を共にしたおかげで、相手の親兄弟全員に会ったことがあるような気になってしまうような関係の友人ができる。どれもWWOOFでなければできなかった経験です。もしもWWOOFに挑戦しようか迷っている方がいたら、私は迷わず「GO!」とアドバイスをします!

※WWOOFの内容はホストや時期・期間などによって千差万別です。私の体験は一例として参考にしてください。

次はどこでWWOOFしようかな?

おしまい。