また自由に旅行に行ける日はいつになることやら・・・その日が来るのを待ち焦がれながら、ネット上で気になった旅に関するニュースや話題をご紹介します。
今回は、ただ今から配信開始のこちらの話題。
●北海道新聞
『アイヌ民族との新たな交流』をテーマにしたお祭りがオンラインで無料で配信されます!たまたま先ほど知ったのでこれから視聴してみます!(この記事は後で書き直します)
配信はこちらから!
(ここから視聴後)
実は去年の秋に釧路~阿寒湖をめぐる旅を計画していました。旅行の2大イベントは、釧路湿原や阿寒湖などの大自然を堪能すること、そして阿寒湖のアイヌコタンでアイヌ文化に触れる事でした。初めて行く土地だったのでとても楽しみにしていたのですが、コロナの状況が良くならないので泣く泣くキャンセル・・・。その時の鬼検索の履歴がアルゴリズムに引っかかったのか、このイベントについてはスマホのオススメ?みたいなので出てきて知りました。直感的に「見てみよう!」と思ったのが最初。どんなものかを調べてみたのはその後でした。どうやらアイヌの人たちとアイヌ文化に共感するアーティストたちがコラボするイベントで、昨年も行われたようです。面白そう!
以下は『阿寒ユーカラ ウタサ祭り2021』について、公式ページからの引用です。
2020年2月、北海道阿寒湖、氷上。気温-15℃のなか、阿寒湖アイヌのアーティストを中心に、
アイヌ文化に共鳴するアーティストたちが互いに交わり、つくりあげた阿寒ユーカラ「ウタサ祭り」。
あの時間を共有した人々は、きっと同じ感情を抱いたのではないでしょうか。
この国に住みながら、先住民族であるアイヌのことをこんなにも知らなかったなんて。
2日間に渡る、なんとも奇跡のような宴をもう一度。
あの新しい発見に溢れた、不思議な交わりの時間をもう一度。
特別な今だから、できることを全力で。
※ウタサとは、アイヌ語で「互いに交わる」という意味
17時の配信開始からご飯を作ったり一杯飲んだりしながら20時までたっぷり3時間!大いに楽しませていただきました。いわゆる伝統的なアイヌ音楽みたいなものはテレビで見たことがありましたが、他のジャンルのアーティストと一緒にやっているのを見るのは初めて(安藤ウメ子さんのCDは聴いたことがある)。インドの打楽器『タブラ』やオーストラリアのアボリジニーの楽器『ディジュリドゥ』など他の国の楽器とコラボするだけではなく、DJ、ラップ、映像、バンドなど様々なものがウタサして、新しい世界を見せてくれました。音楽だけではなく様々な踊りも見ることができたのですが、お盆(?)を使ったり葉のついた木の枝や美しい文様の衣装を使ったりとどれも神秘的。それぞれに意味があるのだと思いますが、まったくわからなくてもどこか懐かしいような、まったく新しいような不思議な音や動きに目が釘付け。アイヌのものも他の国の楽器も、素朴で自然を感じさせる音色のものが多かったです。そしてその音が現代の音楽と合わると、その自然の世界がさらにぶわっと広がった感じがしてびっくりしました。
<出演アーティスト>
- 西田正男(阿寒湖アイヌコタン エカシ)
- 床明
- 阿寒湖アイヌコタンの唄い手・踊り手
- カントの部屋
- OKI
- Kapiw & Apappo
- 阿寒湖口琴の会
- GREEN Bou GRINBO
- コムアイ
- Kuniyuki Takahashi
- Shotaro Aoyama
- GOMA
- U-zhaam
- 環ROY
コロナ禍でいろいろなライブ配信を見る機会が増えましたが、自分的にはベストおうちフェス!!!というくらい最高で、とにかく終始ごきげんで飲みながらご飯を作ったりして楽しみました。ひとつひとつの歌や踊りの意味を知ったらもっと楽しめるんだろうな・・・。出演されていたあるアーティストの方が、アイヌであるおばあさん(違うかも)の言葉として「アイヌの魂は川の流れのように消えてしまうわけではない」というようなことを仰っていたのが印象的です。アイヌをルーツに持つお若い世代のミュージシャンの方が参加されていたのもすごくいい。これからのムーブメントにも注目して行きたいと思いました。
今のところ(配信直後)見当たらないのですが、これは是非アーカイブ映像を公開して欲して多くの人に見て欲しい!!※去年の様子は公式ページから視聴可能です
いつかぜっっっっっっっったいに生で聴きたい!!行くぞ!!阿寒湖!!!
おしまい。