まだまだ自由に旅行に行ける日は遠そうですが、この時間を有意義に使おうとこれまでの旅を振り返ってみます。今回は、ナミビア最大の港町・ウォルヴィスベイ編です。
様々な生きものが見られるウォルヴィスベイ(Walvis Bay)
Walvisというのはアフリカーンスでクジラを意味する言葉。ウォルヴィスベイには名前通りクジラの他にもイルカ、フラミンゴ、ペリカンなど多様な生き物が生息していることで知られています。
オーバーランドツアーではスワコプムンドへ向かう途中に立ち寄ったウォルヴィスベイ。そしてツアー終了後、個人でスワコプムンドに延泊した際にも再びウォルビスベイへ行きました。時系列は前後しますが今回はその様子をまとめて書いていきたいと思います。
フラミンゴラグーン
オーバーランドツアーで立ち寄ったのが、フラミンゴが集まるラグーン。
オオフラミンゴとコフラミンゴがいるそうですが、おそらくこちらはコフラミンゴだと思われます。砂の中の藻や甲殻類を求めて一晩で500kmも移動することがあるそうです。
なぜかみんな一斉にうつむいているところ。(寝てる?????)
見渡す限りのフラミンゴ。でもちょっと陸側に入ると、すぐ砂漠が広がっているんです。ずっと砂まみれの日々を過ごしていたので、突如現れたピンクとブルーがただただまぶしかった。
現地申し込みでイルカ&アザラシクルーズツアーに参加
オーバーランドツアー終了翌日。仲間たちは新たな目的地へとツアーを続ける人、帰路につく人とがいましたが、私はそのままもう一泊スワコプムンドに滞在。朝みんなとのお別れを済ませると、前日にホテルでから予約をした『イルカとアザラシを見るクルーズツアー』(Dolphin and Seal Cruise)みたいな半日ツアーに参加しました。値段や所要時間は失念してしまいましたが、宿まで送迎つき(乗り合い)で、船の上でシャンパンと生牡蠣が出た記憶があります。
ペリカン
ウォルヴィスベイの港からクルーズ船に乗り、ツアーがスタート。いきなり近寄ってきたのは、ペリカンです。でかい!そして結構アグレッシブ!!港周辺で溢れた魚を食べたり人間が餌付けをしたりしているらしく、容赦なくバッサバッサと近づいて来ます。動物園で歩いているペリカンしか見たことのない私は思わず後ずさり・・・
エサがもらえないと分かって撤退。大きな体ですいーっと飛び去っていく姿は優雅でした。
アザラシの島
ツアーの売りの一つであるアザラシウォッチング。繁殖地となっている島へ行くとは聞いていましたが・・・フラミンゴに引き続きおびただしい数!
単体で見るとかわいい。
ミナミアフリカオットセイ(Cape fur seal)という種類で、全世界に生息しているうちの半数以上がナミビアにいるそうです。
偶然ジャンプの瞬間をキャプチャー。数の圧はすごいけどよく見るとみんなゆるっと日向ぼっこしたり(何か重要なことをしているのかもしれないけど)、仲間同士で泳いで遊んだりしていて平和そうな島でした。
イルカ、いた!
フラミンゴ、アザラシ来てイルカも大量に見られるのか・・・!と期待。
しかし残念ながらこの日はあまりたくさんのイルカには会えず。1つの群れが船と一緒に泳いでくれました♡イルカの泳ぐスピードが速すぎてこれが唯一のまともな写真です。おそらくハンドウイルカ(Bottlenose dolphin)だと思われます。
他にもたくさんの海鳥や難破船(詳細失念)などを見て、元の港へと戻りました。
ウォルヴィスベイ最高!
アフリカ、というとどうしてもサバンナにいるBIG 5(ライオン・ゾウ・サイ・ヒョウ・バッファロー)みたいなものを連想しがちですが、海でも日本では見られない生きものにたくさん出会えました。そして砂漠ツアーの後だったからこそ水の美しさやありがたみ、偉大さに改めて感動!1日延泊してウォルヴィスベイのツアーに参加したのは正解だったなーと思います。
次回はいよいよツアー最終日、スワコプムンドでのアクティビティについてです。
つづく。
※この記事は2016 年5月の体験を元に2021年5月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)