また自由に旅行に行ける日はいつになることやら・・・その日が来るのを待ち焦がれながら、ネット上で気になった旅に関するニュースや話題をご紹介します。
世界でワクチンの接種が進むにつれ、国境もオープンになる国が増えてきましたね。今日はユニークな飛行機の座席デザインを見つけたのでシェアします。
いかにスペースを保ったまま座席数を確保するか、それはエコノミークラスの永遠の課題。以前からちょくちょく話題になっているアイデアのひとつに、立ち乗りという構想があります。
(↓2018年の記事)
面白いけど実際問題いくら安くてもこれには何時間も乗りたくないな・・・というのが正直なところでした。しかし今回見つけたのはまったく別のアプローチの座席です。
●CNN travel (2021/5/31)
未来の空の旅はこんな2段式キャビンになるかも?
Crystal Cabin Awardという飛行機デザイン界では有名な賞からの紹介で、記事中の画像の通り、座席の列に高低差がついています。通常頭上にある荷物入れの棚をなくし、その代わりに足元に収納スペースがあるそうです。下段の座席は足を伸ばせるスペースがあり、上段も従来の座席よりも広くなっているとのこと。リクライニングの角度も従来より大きくなっているんだとか。列が上下することで乗客同士の物理的な距離が保てるポスト・コロナ時代にも対応したデザイン。設計したのは21歳の大学生というから驚き!自身のエコノミークラスで窮屈な思いをした経験から生まれているのだそうです。
現時点ではまだ大学内のプロジェクトだけど、今後実用化に向けて企業と提携する可能性も大。
2つ目に紹介されているトヨタ紡織の横になれるエコノミーも素晴らしい!クルーのバンクベッドみたいですね。追加料金がいくらかにもよるけど、長時間フライトならありだなー。
・・・ついつい空の旅への妄想が膨らんでしまいました。