遅くなってしまいましたが、海外から帰国した後の過ごし方のレポートです。
先日2年ぶりに仕事で海外(ヨーロッパ)へ行ってきました。コロナ禍での海外渡航は出国も帰国もすべての工程に時間とお金がかかる!と実感…。
帰国時のプロセス、コロナ禍における海外渡航に関わる出費についてレポートは前回の記事でどうぞ。
今回は、帰国後の自宅待機期間の記録です。
*この記事は2021年11月下旬(オミクロン株流行直前)の情報です
帰国翌日の戸惑い(搭乗便に陽性者が!)
様々なプロセスを経て普段よりもたっぷりと時間をかけて帰宅した翌日。いきなり不穏なメーが来ました。(メールアドレスは帰国時に登録がマスト)
帰国時に搭乗していた飛行機で、陽性者が出たとの連絡。まあそんなこともあるでしょうね…理屈ではわかっているもののちょっと動揺。「濃厚接触者である可能性が高い場合には、入国者健康確認センターから個別に連絡をいたします」とあったので数日はドキドキ。
結局個別連絡はなく、私は濃厚接触者に該当はしなかったようです。よかった…
隔離のお供『 MySOS』
帰国者・入国者が必ずインストールしなければいけないアプリ『MySOS』。氏名、生年月日、パスポート番号などを登録し、GPS(位置情報履歴)とBluetoothをオン、にするというところまでを入国時に空港で確認をされます。
必ずやらなければならないことはスマホの待受画面にポップアップで出てくる仕組み。アプリの主な役目、まずは毎日の健康状態の確認。
37.5度以上の熱がないことなどを毎日入力します。
そして、ランダムにやってくる位置情報の確認。
プッシュ通知に従って現在地を報告します。(GPSは常時オンになっているので現在地登録というボタンを押すだけ)日に何度か確認をされます。
そして一番の苦行はビデオ電話。こちらも時間帯はランダム。(早朝や夜中はかかってきません)
↑このような通知の1分後に着信がきます。
まれに人間からかかってくることもあるという噂ですが、私は毎日AIからの電話でした。ガイドに顔を合わせてひたすら30秒待つだけ。毎日自分の顔を見つめて30秒。寝起きもお風呂上がりも昼寝途中も30秒…。外出しないのをいいことにすっぴんボサボサ頭の冴えない自分と毎日30秒間向き合うのは地味に辛かったです…。
私は1日1回の着信でしたが、2度3度かかってきたという人もいました。現在はオミクロン株の流行の関係で頻度が増えたという噂も。
ちなみにビデオ通話や位置情報に応答ができなかった場合は再度かかってきます。何度かお風呂などで電話に出られなかったことがありましたが、何かが起こるわけではありませんでした。
自宅(またはホテルなど)が「待機場所」として登録してあるので、外出をすると戻れというメッセージが出るみたいです。試してないですが。
14日間→10日間への隔離短縮
私が帰国をしたのはオミクロン株の流行前でしたので、帰国時にワクチン接種証明書の写しを提出し隔離10日目に検査を受けて陰性証明を送付することで14日間の隔離期間を10日間に短縮することができました。(*2022年1月現在オミクロンの関係でこの措置は中止されています)
9日目にこの通知が来た時は嬉しかった…。待機10日目の朝イチで検査に行きました!検査を受けに行くのにも公共交通機関は使えないので、徒歩、自転車、自家用車などで行くしかありません。徒歩圏内に指定のクリニックがあってよかった…!
無事に陰性証明書を入手して、速攻でアプリ上でアップロードしました。
陰性証明が受理されるまでの所要時間にばらつきがあるらしく、午後遅め〜夕方に提出すると翌日に持ち越しになる可能性があると聞いていたので朝の受診を決めました。
結果的には登録をして1時間後くらいにこのような通知が♪
こうして無事に11日目より元の生活に戻りました。
元の生活に戻ったと思ったらオミクロンが出現して、あっという間にまた海外渡航が難しくなってしまいました…。いろいろ大変ではあったけど、少しずつ普通の日が近づいているのかな?と思っていた矢先だったので残念。まだ早く自由に動ける日が来ますように、と祈る日々が続きそうですね…。
※この記事は2021年11月時点での個人の体験談です。正確な情報が必要な方は必ずご自身で厚生省の情報等を確認してください