手のひらサイズにひとめぼれ。
私はそんなに物欲が強い方じゃないと思う。それでもいつも旅が終わる頃には、その土地の産物=お土産を何かひとつは自分に持たせてあげたくなる。家に帰ってからも、旅の空気や楽しかった気持ちを思い出させてくれるものたちを「旅のカケラ」としてご紹介。
先日の札幌への旅は飛行機の荷物預けナシの格安旅行だった。お土産は家族と近しい友人へのお菓子を少々。自分のものは買わなくてもいいと思っていたけど、この子を見た瞬間に「私、ポケットにだって入りますよ。」と話しかけられたような気がして。無意識のうちに何ともかわいらしいカンカン（缶、というよりカンカンなのだ）を手に取っていた。
六花亭の『六花のつゆ ミニ缶18個入』（380円＋税）。缶の直径は7センチほど。
六花亭の代名詞の山野草柄。ただでさえかわいいのに小さなカンカンになったことで一層愛くるしい！
実は完全なるパケ買いだったので、家に帰って食べてみるまでのど飴的な普通のキャンディーかと思っていた。
ところが、一粒食べてびっくり！正体は本格的な大人のボンボンだった。周りの飴状の部分はあくまで中のお酒をコーティングしているだけで、とても薄くて儚い。その分小粒ながらかなりしっかりとお酒が香る。お味は一番上のブルーから時計回りに、ミント、ワイン、梅酒、ブランデー、ハスカップ、コアントローの6種類。どれも北海道にちなんだお酒で嬉しい楽しいサプライズ！
そしてボンボンを堪能したあとのお楽しみは、このカンカンを何に使うか考えること。蓋にホールド力が皆無で持ち歩きには不向きなのが難点だけど…かわいいから許す。
札幌、また会う日まで。
おしまい。
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