ワタクシゴトラベル

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釧路~網走旅DAY2前編:釧路湿原ドライブ!

2泊3日釧路~網走旅の2日目の記録・前編です。

1日の予定ー

 朝:釧路市街出発~釧路湿原 
 昼頃:阿寒湖(アイヌコタン) 
 夕方:網走着・泊 

レンタカーで釧路湿原へ!

2日目。朝イチで釧路駅前でレンタカーをして9時前に出発。この日は釧路湿原をめぐり、阿寒湖でアイヌコタンに寄りつつ夜に網走入りすることが目標。釧路湿原は広大過ぎるので、事前にいくつかめぼしいビューポイントをグーグルマップにチェックをしておき、時間と相談しながら立ち寄れるだけ立ち寄るということにしました。

レンタカー屋さんでは、「鹿による事故が多いので任意保険に入った方が良い」ということを結構しつこめに勧められました。私はこれを正直ビジネス勧誘だと思っていたのですが、過去の事故例とそれに伴って発生した車の修理費などを色々と説明を聞くうちにメインで運転する友人が入りたいと言ったので加入しました。1500円くらいなので別にケチることでもないのですが。結果的にこの判断は正しかったと思います。理由はこの記事の最後で。

細岡展望台

まず向かったのは、釧路駅から最も近い細岡展望台。

駐車場からゆるやかな山道を少し登ったところに展望デッキがあります。道中は木が鬱蒼とした森の中という感じなのですが…

展望台に到着すると一気に視界が開けてこの景色!お天気もいいし最高!!アクセスも良いので平日の朝でもにぎわっていました。

眼下には蛇行する川、遠くにはうっすらと稜線(気象条件が良ければもっとはっきり見えるらしい)、そしてどこまでもどこまでも真っ平。これまで見たことのない光景が広がっていました。

「北海道はでっかいどう…」

自分が口にするとは思ってもいなかったフレーズが初っ端から思わず出てしまいました。

www.kushiro-shitsugen-np.jp

コッタロ展望台(第一展望台)

次に向かったのはコッタロ展望台。その途中も車窓からの眺めがひたすらすばらしくて、車を停めては水辺に行ってマイナスイオンを浴びまくりました。

何度か見かけたカヌー。水面も穏やかだし、気持ちいいんだろうなぁ…

名もなき絶景を堪能しつつ、コッタロ展望台駐車場に到着。

数日前に熊が出没したので気をつけるように、と警告の張り紙がありちょっとビビりました。

展望台へは整備された階段を登り…

山を登っていきます(整備済み)。たいした距離ではありませんが、熊が出ないことを願いつつ歩を進めます。

展望台からの眺め。コッタロ川が流れるこのコッタロ湿原は、タンチョウの最大の生息地だそうです。

写真で見ると画角に限りがあって細岡もコッタロもあまり変わり映えしないようにも見えるのですが…水の流れも周囲の山々も違った地形の趣があります。展望デッキはこじんまりとしていて、細岡展望台と違って貸し切り状態だったのでしばらくゆっくりしました。

ja.kushiro-lakeakan.com

今回立ち寄った展望台は以上の2カ所。途中停車が多かったのでこの時点でお昼過ぎになっていたため、その後の旅程を考えてこれ以上の展望台はやめてまっすぐ阿寒湖へ向かうことにしました。

『シカ注意』は脅しじゃない!!

この記事の冒頭のレンタカーの話の続きです。

鹿との衝突事故が多いからと言う理由でレンタカー屋さんに口説き落とされ普段は入らない任意保険に加入したわけですが、出発から15分も経たないうちに店員さんに感謝しました。

車の目の前に鹿が全速力で突っ込んできたのです。

幸いこちらがスピードを出していなかったので衝突は免れましたが、鹿には車が見えていないのか車が危ないものだという認識がないのか、まったく躊躇がありませんでした…。結果的にこの日だけで5回は鹿に遭遇。本当に神出鬼没で、シチュエーションによっては衝突不可避であることがよくわかりました。

お互い動いているのでブレブレですが…。最初の遭遇の直後に「レンタカー屋さん、金儲けのための勧誘かと思っててごめん…」と反省しつつ調べてみると、昨年令和3年の鹿の事故は道内でなんと4000件…!!!鹿の大きさやお互いのスピードなどによってはフロントガラスが割れたり廃車レベルになることもあるらしいです…。

鹿事故の起こりやすい場所や季節・気をつけるべきことなどの情報はこちらのエゾシカ衝突事故マップで見られます。

その後出会った道民の皆様に「どうやって鹿を回避しているのか?」と聞きいてみましたが、ほぼ全員が「回避はできない」とのお答えでした…。普段目にすることのない野生動物との出会いは嬉しい反面、こわいものなのだと身をもって学びました。

北海道ドライブの教訓:保険には入っとけ

ちなみにいくら車が近づいても動いてくれないキツネにも遭遇しました。(ここは展望台の駐車場へ続く道だったので、人間が餌付けをしたのかもしれません)

長くなってしまったので阿寒湖~網走到着は次回の記事で。

 

今回の旅行記↓

www.watakushi-go-travel.com

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