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札幌観光:モエレ沼公園~イサム・ノグチ設計の癒しスポット~

札幌滞在中の日帰り観光にオススメです!

今回は、先月駆け足で訪れた札幌滞在(旅行とまではいかないプチ滞在)の中で出会ったすてきな公園をご紹介します。

モエレ沼公園とは?

札幌中心部から地下鉄とバスを乗り継いで1時間ほど(バス待ちの時間含む)で行くことのできるモエレ沼公園。約190ヘクタールという広大な総合運動公園は、世界的な彫刻家・イサムノグチが設計したことで知られています。

moerenumapark.jp

*オフィシャルのアクセス情報はこちらから*

もともとはゴミの埋め立て跡地だった場所を「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトで造成。マスタープランができたところでノグチ氏が急逝してしまったことから、同氏の遺作とされているそうです。

今回は1.5時間ほどの滞在で特に印象に残ったものをご紹介します。(ちなみに園内のレンタサイクルを利用して回りました)

モエレ山

公園全体のアイコンともいえるモエレ山。不燃ゴミと建設残土を積み上げ造成された人工の山とのこと。

高さは52m。頂上へは5ヶ所のルートがあります。

一番距離の短そうな階段から登ってみました。

頂上は札幌を360度見渡せる展望台。すぐそばを流れる川も遠くの山も街もみんな見えます。

ビル群が札幌駅周辺かな?

若者たちが青春していました。冬はソリ遊びもできるらしい…めちゃくちゃ楽しそう。

ガラスのピラミッド“HIDAMARI“

モエレ山と並んで目を引くのがガラスのピラミッド。中には休憩所やレストラン、イサム・ノグチギャラリーなどがあります。

夕方の斜陽を受けた外観も、その光を受け止めた内観もかっこいい。季節や時間帯でまったく違う見え方をするんだろうな…。

ルーブル美術館のガラスのピラミッド(ノグチ氏と親交があったI.M.ペイの作品)のオマージュらしいです。

ピラミッドのすぐそばの芝生ではキツネが悠々と歩いていました。散歩やランニングを楽しむ地元の人もたくさんいて、この場所がかつてゴミの埋め立て地だったなんて信じられないくらい。

後日HPを見て知ったことですが、イサム・ノグチは「人間が傷つけた土地をアートで再生する。それは僕の仕事です」と言ってこの公園の設計に参加したそうです。染みる。

テトラマウンド

ある意味一番スタンダードな彫刻らしい?巨大な△。センターの丸い山に登ることもできます。(画像がない…)後ろのモエレ山もあいまって、丸と三角と、金属と緑と…ちょっと不思議な景観。

この他にも子どもの遊び場や水と石の広場などがあり、お天気のいい暖かい日ならお弁当や飲み物を持って丸1日楽しめそうです。

海の噴水

レンタサイクルを借りるときに、「時間があれば噴水のショーは見て行ってくださいね、とってもキレイですから」と係の人に教えていただきました。帰る直前、16時からの回(1日数回あり)に合わせて海の噴水へ。

実は「たかが噴水」と思っていたのですが…これがとても美しかった。

晩秋の西日を受けて輝く水の彫刻…。ただただ感動。

最後には虹もかかって追い感動。とってもいい気分で帰路につきました。

また行きたい!

ということで、モエレ沼公園は彫刻や建築が好きな方、自然が好きな方、アートが好きな方、お子様連れの方、インスタ映えを狙う方、札幌に何度か行っていて市街は見つくした方などにおススメです!

ゆっくり見たいなら日が短い季節は午前中に到着した方が良さそうです。ただ、噴水はライトアップもやっているらしいのでそれをお目当て(次回は夜に見たい!)にするのもアリですね。

次回はもう1カ所、札幌プチ滞在で見つけたオススメをご紹介します。

*北海道旅行に関する記事はコチラから*