※この記事は2019年4月下旬~5月上旬の体験を元に2020年11月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)
今回は、マンダレーから行ける穴場スポットDee Doteのブルー・ラグーン!
前回の旅行記で書いた通り、マンダレーの暑さの洗礼を受けてすっかり外出欲を奪われてしまった私たち。灼熱のパゴダ(の地面)を避け、どこか涼しいところに行きたいよねと話しているうちに・・・
「滝とかあんのかな?」
ということになり、ネットで検索。すると、Dee Dote Waterfall and Blue Lagoon(Dee Dote滝と青のラグーン=日本語だと潟?)という場所の画像が目に飛び込んできました。あまり詳細な情報はないものの、その水の青さに一目惚れして即決!Dee Dote 滝へ出発です!!
アクセス
Dee Dote(Dee Dokeとも。日本語の情報があまりなくてどう表記したらいいのかわからないのでこのままで)滝は、マンダレー市街から車で1時間強の場所。レンタルスクーター(1日10000Kくらい)やツアーで行く方法が安いのかもしれませんが、私たちはバイクに乗れず、行くと決めたのはその日の朝。ホテルのフロントで相談して、タクシーをチャーターすることにしました。Grabを利用しなかったのは、街から1時間以上離れた場所なので帰りに車を捕まえるのは無理なのではと危惧したためです。
運転手さんと交渉して35ドルでタクシーをチャーターできることに。(もしもそれ以上の値段を言われたら、別の人が35ドルでチャーターしたと聞いている、それより高いなら他のドライバーを探すとダメ元で言ってみましょう。案外受け入れてくれるかもしれません)Grabの運転手を現地でそのまま待たせることもできるとネットの記事で読みましたが、料金は80ドルくらいと書かれていました。おそらくお値段的には[レンタルスクーター<ツアー<タクシーチャーター<Grab]という感じだと思います。ゲストハウスなどに宿泊しているのであれば同行者を募って4人くらいでタクシーを相乗りするのも◎。
スクーターで行く場合の道のりなど、この場所に限っては日本語で調べるより英語で調べたほうがたくさん情報が出てくるので『Dee Dote Waterfall』で検索してみてください。
ブルー・ラグーンへの道
マンダレーを出発して郊外をひた走り1時間10分くらいで滝の入り口に到着。
駐車場があり、ツアーの車やレンタルバイクが停まっています。私たちはチャーターにその料金が含まれていたのか駐車料金は払いませんでした。
ここから20分くらい登っていくと着くとのことなので、はりきってどんどん進みます。
一番最初に目にする看板があります。
↑ここは絶対に曲がらないようにしましょう。(この記事の最後の注意書きをお読みください)
ご参考までに、素直に矢印に従った場合の末路を記しておきます。道はここからすぐにサバイバルなアップダウンに突入。
例えるなら、自然が作り出したSASUKEのコースみたいなのがちょいちょい出てきます。そんな状態で写真を撮る余裕はなかったので、別のものでその険しさをお伝えします。お察しください。
サンダルを片方落とした人や靴底がなくなった人、どうやって帰ったんだろう・・・。
予想外のアドベンチャーコースに泣きそうになりながらも意地で突き進み、どうにかして小さな滝にたどり着きました。
それなりにキレイだけど、どう見てもネットで見た場所ではない・・・。完全に道を間違えました。悔しかったのでとりあえずひと泳ぎして、元来た道を戻ります。(戻るのも辛かった・・・)ただ本当に誰もいないので、この場所こそ真の秘境と呼べるかもしれません。特にお勧めはしませんが、体力と時間が有り余っている物好きな人はチャレンジしてください。辿り着くまでの冒険感は保証します。ビーサンの人は行っちゃダメ、絶対。
道中には小さなパゴダや、簡素な民家がちらほら。
そしてついに・・・
楽園に到着!
見事なエメラルドブルー!余計な時間をかけて到着した私たちの喜びはひとしお。早速水に飛び込みます。冷たすぎない水はどこまでも美しく、道を間違えてしまった忌まわしい記憶(今ではいい思い出)も一瞬で洗い流してくれました。ちなみに最初に書いた約20分という所要時間は寄り道をしなかった場合の時間です。私たちはここに来るまでに1時間くらいかかっています(笑)
ちょっと泳いでは岩に座って休んだりしてひたすらのんびり、まったり。
ちょうど週末だったからか、現地の子供達がたくさん遊んでいました。滝に打たれたり岩からジャンプしたり、どうやって?っていうところまで登ったりしていてなかなかワイルド。ラグーンの真ん中あたりはちょっと深くなっていた気がします。
周りに着替えられるところは一切なく、木陰などで済ませなければなりません。行くときは水着は着て行った方がいいですね。ロンヂーやロングスカートだと着替えに便利。小学校の時にプールで使ってたボタン付きのバスタオルみたいなやつ、大人になって初めて欲しいと思いました。水分は持参し、ごみは持ち帰りましょう。あと貴重品は持って行かない方が無難。
予定滞在時間を一切運転手さんに伝えていなかったのですが、ちゃんと駐車場で待っていてくれました。今考えるとトラブルになる可能性(何時間以上だから追加でお金を払えとか)もあったなと思うので、予約の際に時間も決めておいたほうが良いかもしれません。
今明かされる衝撃の事実・・・
Dee Doteの滝とブルー・ラグーンはミャンマー旅行の中でも印象に残る美しい思い出、のはずでした。しかし今こうしてこの体験を書くにあたって、情報確認のために改めて別の人の書いたブログをいろいろと読んでみると、思ってもみなかったことが発覚・・・。
どうやら私たちはDee Doteの滝を見ていなかったのかも知れないのです( ゚Д゚)確かに「滝小っちゃいな・・・」と思ってたんですよね・・・。Dee Dote『滝』と『ブルー・ラグーン』は別の場所(でも近い)にあるとのこと。滝の周りに同じようにブルーの天然プールが広がり、飲み物が買える屋根付きの建物や橋などあるみたいです。この辺も検索して色々な方の体験談を見てみてください。今となっては滝がどこだったのか確認ができないのですが、ブルー・ラグーンのみでも十分に美しく十分に楽しかったです。強がりではありません!
<注意>ネット上で、乾季だと滝の水量がないというような情報も見かけました。もしかすると最初に間違えて行ったと思った場所がDee Dote滝で、きれいに見えるシーズンではなかっただけなのかもしれません。ブルー・ラグーンも季節によっても状態が違うかもしれないので、お出かけの際は事前に地元の人などにご確認ください。
以上、『Dee Doteの滝へ』というタイトルにする予定だったのに出来なかったお話でした。
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