ワタクシゴトラベル

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南アフリカ〜ナミビア(5):7日間オーバーランドツアー振り返り ひたすら移動&セスリエム・キャニオン編

まだまだ自由に旅行に行ける日は遠そうですが、この時間を有意義に使おうとこれまでの旅を振り返ってみます。今回は、移動日とセスリエム・キャニオン編です。

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長い移動の日

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7日間のツアーの5日目(多分)。この日はナミブ砂漠へ向けてひたすら移動。10時間以上走っていたのではないかと思います。(広い意味ではずっとナミブ砂漠を走っているとも言える)f:id:utimdk:20210521134217j:plain

やることといえば、窓の外を眺めるだけ。

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ずーっと乾燥した大地ではあるけど、少しずつ土の色が違ったり、生えている草木が変わってたり。

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上が真っ平らな山。とても特徴的な形だと思っていたケープタウンのシンボル・テーブルマウンテンがさして珍しいものではないと気づいた日でした(笑)

時々マウンテン・ゼブラやゲムズボックの群れが現れると、車内が一瞬で騒めき立ちます。トラックをちょっと停めて写真タイム。

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別の場所で緑の生い茂る大自然の中でも野生のシマウマを見ましたが、シマ模様の巧みさを一番感じられたのはこの光景でした。

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貴重な日陰でお昼ごはん。すべての食事の中でこのロケーションが一番よく覚えてる・・。

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木の真下から見上げると、ハタオリというスズメのような鳥の巣が。巨大な鳥のアパートです。

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長距離移動は暇すぎて辛いという人もいましたが、見たことのない地形、植物、景色が永遠と続くロードムービーのようで私は楽しむことができました。

セスリエム・キャニオン(Sesreum Canyon)

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ナミブ砂漠の中でも有名な砂丘があるエリアへ入る直前、セスリエム・キャニオンという渓谷を訪れました。

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先日行ったフィッシュリバー・キャニオンとはまた違った趣の渓谷。

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ここはもう水の流れはないので、谷底を散策することができます。

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ここばかりは縦位置の写真を。

深さ最大30m。1600万年前の岩に囲まれて、またまたちっぽけな人間。全長は約1Kmと規模は大きくないので小一時間ほどで見て回れます。

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この日は砂漠の中にあるキャンプサイトに宿泊し、翌日のメインイベントである砂丘で日の出に備えました。

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動物やヤモリの鳴き声が情緒を超えて怖いくらいにうるさかったのを覚えています。

オーバーランド小噺:トイレ&洗濯事情

今回はツアー中のトイレや洗濯事情について。

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トイレ

砂漠をひた走る今回のツアー。トラックにはトイレはついていません。ガソリンスタンド、レストラン、小さな商店などチャンスがあれば一つ残らず停車して、移動中は何時間かに一度トイレ休憩があります。それでも、広大なナミビアでは5〜6時間道路沿いに何もないということが1度ありました。

そこで初体験したのは、ツアーの概要にも載っていなかったナミブ砂漠で用を済ますというワイルドなアトラクション・・・。どうやらいつも停車する場所は決まっているようで、比較的低木の多い場所で車を降ると「男性はあちら、女性はあちらへ」とガイドさんに指示をされます。土地が広大すぎて絶対にトラックからは見えない場所へ行けますが、囲いも何もない砂漠のど真ん中。開放感・・・というよりも意外と勇気が必要でした。ここでするくらいなら我慢するという人、どうしても無理!という繊細な人も何人かいましたね。

他の女子参加者と連れ立って「ここでよくない?」「いや、もうちょっと遠くに行こうよ」とかキャーキャー言いながらなるべく離れたところまで歩いたこと・・・プライスレスな思い出です(笑)

ちなみにトイレがあろうがなかろうが、トイレットペーパーは必需品。私は芯を抜いて潰した状態のものをジップロックに入れて常にバックパックに入れていました。携帯用のハンドサニタイザーもあると何かと便利です。

洗濯

毎日キャンプサイトに到着するたびに、出発までどのくらい時間があるか確認をしてタオルや下着、Tシャツなどを手洗いしていました。たいていハンガーなどを引っ掛ける場所もないようなところに泊まっているので、たまに干すスペースがあろうものなら(上の画像のように)すぐに濡れた服でいっぱいになります。

7日間でツアーを離れる私とは違って3週間程度旅が続く人たちにとって洗濯は必須。走行中のトラックの窓辺に洗濯物がぶら下がっているなんてことも日常茶飯事でした。6日目に町のホテルに宿泊する際、ホテルのクリーニングサービスを利用することができます。

私は乾きやすいユニクロのエアリズム的なTシャツを何枚かローテーションで着たおしてました。それと、干すのが難しい場所がたくさんあったので折りたたみのハンガーが思いのほか役立ちました。

つづく。

※この記事は2016 年5月の体験を元に2021年5月に書いています。参考程度にゆる~く読んでいただけると幸いです(*^.^*)