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コロナ禍の海外旅行は出費がかさむ!帰国レポート〜2021年11月時点〜

今回の海外渡航に際しての出費を公開します!

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2年ぶりの海外でした…

先日2年ぶりに仕事で海外(ヨーロッパ)へ行ってきました。コロナ禍での海外渡航は出国も帰国もすべての工程に時間とお金がかかる!と実感…。

帰国時のプロセスについてレポートは前回の記事でどうぞ。

www.watakushi-go-travel.com

今回は、コロナ禍の今だからこそかかった海外渡航のための費用をご紹介します。

1・渡航前の陰性証明書(英語など)

これは渡航先によってはワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)のみでOKの国もありますが、アメリカをはじめ多くの国で取得がマストとなっています。

日本語の証明書では不可で、ほとんどの場合英文の証明書の発行をすることになると思うのですが、これが高い・・・しかも『出国〇〇時間前まで』『入国〇〇時間前まで』といった決まりがあるので、出発前日に当日発行をしてくれるクリニックを探しました。当日発行というのがさらにお高くて・・・

かかった費用は22,000円

場所によって料金はピンキリなので、探せばもっと安いところがあるのかもしれません。

クリニックのHPに実績として実際にその証明書が入国に使用された国名が書いてあることがほとんどです。予約の際に海外渡航のために英文の陰性証明が必要と伝えましょう。当日はパスポートが必要だと思います。

2・帰国前の陰性証明書(厚生省の書式)

前回の記事でもお伝えした通り、日本に帰る際には厚生省の書式の陰性証明書が必要です。受診を希望する現地のクリニック等にこのフォーマットで証明書を作ってくれるか要確認。私は欧州某国で検査を受けましたが、受診が日曜日だったために30ユーロの週末料金が上乗せしてかかりました…。

費用は140ユーロ。(約18,000円

国によって大きくばらつきがあると思われます。

3・空港〜自宅への交通費〜初めてのハイヤー〜

日本に帰国後14日間(短縮要件を満たせば10日間)は公共交通機関が使用できません。タクシーもNG。空港からの足としての選択肢は自家用車(自分または家族などの運転)かハイヤー(または会社等が手配した専用車)のみ。(空港のめっちゃ近くに住んでいるなら徒歩や自転車もアリですがww)

私は羽田空港〜自宅までハイヤーで帰宅しました。

費用は約20,000円

ってゆーか生まれて初めて乗りましたよ、ハイヤー。当たり前ですが運転手さんがめちゃくちゃきちんとしていて、疲れていたのにダラっとできませんでしたw

厚生省のページにハイヤーについての情報が載っています↓

ホームページリンク掲載に関する基準を満たすハイヤー会社またはハイヤーを調達できる旅行会社の紹介|厚生労働省

ハイヤーで帰れる距離ならいいですが、空港から自宅が遠い方は下手するとホテルで隔離をした方が安いという事態になりかねませんね。

4・隔離短縮のための検査

ハイヤーで優雅に帰宅後は、翌日から14日間の隔離となります。10日目にPCR検査(抗原検査でも可)を受け、届出をすることで隔離期間を10日間に短縮することができます。

もちろん検査を受けに行くのに公共交通機関は使用できません。

羽田空港の検査場が安い(抗体検査1900円で証明書つき)と聞いたのですが、残念ながら車を持っていない私は行くことができず。自宅から徒歩圏内で検査が受けられ、かつ当日証明書を発行してくれる病院に行く予定です。お値段は・・・・

20,000円・・・。

これは、隔離の短縮を希望する人のみにかかる費用。14日間自主隔離をする場合には検査は不要です。

出費は合計約8万円!

以上が今回のコロナ禍における私の海外渡航における主な出費です。トータル約8万円!!出張だったのですべて経費でしたが、個人でこれはちょっと・・・というのが正直なところ。そ帰宅後に待ち受ける隔離も含め、色々と緩和されるまでは趣味の海外旅行はないなぁ・・・としみじみ思いました。

さらには時間もかかる

余分な出費とともにかかるのが、すべての手続きにおける時間!渡航先に入国するために必要な条件の確認に次ぐ確認、さらには入国・滞在のために必須のアプリやウェブサイトへの登録、そして日本へ帰国するための書類の数々と煩雑な手続き・・・

一歩間違えれば足止めされてしまうかも?(実際に書類の不備や要件の変更で入国できない、搭乗拒否される、というケースも起きているようです)という恐怖心からとても神経を使います。

空港のカウンターでは係の人が各々の最終目的地の入国要件を調べて対応する(=それぞれ異なる)ので、普段の倍くらい時間を要しました。乗り継ぎがある場合はなおさらです。

まとめ

ハワイなど観光客に特化した入国スキームを確立している一部の国や地域は別として、多くの国へはまだまだ気軽に旅行のできる状況じゃないなぁと感じました。そしてそれを一番感じたのは日本へ帰国した時です・・・。

刻々と諸条件、手続きも変化するとは思いますが、この時期に海外へ行く予定の方の参考になれば。

※この記事は2021年11月時点での個人の体験談です。入国の要件などは短期間で変更となる可能性がありますので、必ずご自身で厚生省の情報・渡航先の情報を確認してください

参考:水際対策に係る新たな措置について|厚生労働省